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2011年 12月 31日

今年聴いたアルバムBest10

Widowmakerのエントリー書いてから半年放置してしまいましたが、年末のお約束「今年聴いたBest~」だけは書きますわよ。(何故なら音楽オタクの宿命だから)

今年はそこそこ音源を聴くことが出来たので10枚ピックアップしますが、No1以外のアルバムに差はありません。また対象としているのは作品の発表年ではなく、あくまで「今年僕が聴いた」という括りになります。

■Animals As Leaders / S.T

1枚目は2009年に発表されたAnimals As Leadersの1stです。
全編インストなアルバムなので、「1曲だけなら良かったとしても、アルバム全体として楽しめるかしら…」とCDを購入する時に迷ったのですが、これはもう完全に杞憂。
ギターテクが凄い!とか展開がプログレッシブで凄い!とかは関係なく、個人的にはメタルとして十分成立するアグレッションってのが、このバンドの肝なんじゃないかと思うのです。(なのでザクザクしたリフを弾いてるGuの貢献度が一番高いように思っています)

秋にセカンドも出たけど、内容的には1stの方が良かったかな。



■Born of Osiris / The Discovery

ここ数年、全くと言っていいほど新しいバンドを追っていなかったので、Cynic meets Meshuggahスタイルをデスコアと呼ぶことも今年になって知りました。

情弱を恥じつつ「ふーん、デスコアって言うんだー」とネットで音源を聴いてみて、頭一つ抜けていると思えたのがBorn of Osirisです。(The Discoveryは3rd)
メタル部門のBest Tuneはこれかなあ。(PVの映像もクソかっけーです)



■Dark Tranquillity / We are The Void

言わずもがななメロデス界の重鎮。
個人的に前のアルバムがあまり好きくなくて、「もういいか…」という気持ちもあったのですが、シングルカットされたPV見て考えを一変。アルバム聴いてみたら、初期に戻った!とまでは言えないものの、忙しないリフが炸裂する、良いアルバムでした。正直ちょっと見直した。



■Falling Up / Fangs

Linkin Parkフォロワーの2009年発表4thアルバム。
その本家Linkin Parkと歩幅を合わせるように、このアルバムでは初期の躍動感がごっそり抜け落ち、浮遊感漂うVoメロディを中心に置いた作風になりました。

曲のテンポが速かろうが遅かろうが、心に残る何かがあれば僕は全く気にしないのですが、Linkin Park同様、世間的にはやっぱこういう路線に対して厳しいですね。(amazonもHMVもレビューでボロクソ書かれとる…)
元々このバンドの魅力だったVoメロディ/ハーモニーが光る、良いアルバムだと思うんだけどなあ。

因みにバンドはこのアルバムを最後にメジャーとの契約を失い、今年インディーから同じような路線の新譜を出している模様。果たしてこの先も活動続けられるのだろうか…。
(埋め込み可否の関係で、動画はアップテンポの曲になっています)



■Mantric / Descent

今年に入ってからAmazonの中古1円コーナーで名も知らぬアルバムを聴いてみるという生産性マイナスの現実逃避法を編み出しまして、このMantricはそんな形で知ったアルバムです。

Mantric名義ではこれが1枚目であるものの、元々Extolっていうバンドでかなりのキャリアがあり、最近のCynicに近い変拍子+クセのある歌メロって感じの曲を作っております。

クリーン声の歌メロが音痴ギリギリラインなので一発で気に入るようなことはないと思うんですが、「くさっ!……でももう1回(くんかくんか)」的な、不思議な魅力のあるバンド。さっきも書いた通り、最近のCynicが好きならきっとこれもいけると思います。



■NATO / Kill the Fox to Foil the Plan

これもAmazon1円コーナーの拾い物。ジャンルとしてはメタルコアだと思います。

で、メタルコアって良く知らない有象無象のバンド聴いているとホントどれも同じように聴こえてくるんですが、このバンドは一発で耳を捉えました。何よりドラマーが歌うクリーン声のメロディが素敵。

バンドは既に解散済みのようなのですが、ドラムの子がまだ他のバンドで活動しているならその音源も聴いてみたいな。(にゃうにゃう言ってるだけのデス声Voはどうでもいいけど)



■Noel Gallagher's High Flying Birds / S.T

Oasis解散後、兄ちゃんが出したソロアルバム。
僕がOasisに感じていた魅力を120%満たしてくれる、「ふつーに良いアルバム」です。(褒め言葉)



■Saves the Day / Daybreak

今となっては希少なド直球EMOバンドの7枚目。一時期のEMOブームから生き残ってるバンドも少なくなりましたよね…。

で、このアルバムでは1曲目に10分以上ある曲を持ってきたり、今までにない試みもあるけど、単純に曲の出来が過去最高に良いと思います。聴いてるとおっさんでもきゅんきゅんしちゃうぜ。



■Texas In July / I am

以前一度取り上げたことのある、ABRフォロワーのバンド。
その兄貴分ABRも今年新譜を出しましたが、出来は良くもなく悪くもなくって感じで、あくまで今年聴いた中ではTexas in Julyに軍配かなと。動画は2ndからシングルカットされたこの曲をどうぞ。(見た目DQNだけどクリスチャンバンドです)



…とここまでの各アルバムに大きな差はありませんが、最後に挙げるこのアルバムは、今年ぶっちぎりで心に残る1枚でした。

■No.1 さよならポニーテール / モミュの木の向こう側

b0166043_927395.jpgということで、今年のNo1アルバムはさよならポニーテール(さよポニ)のインディ盤です。

なんかアイドルグループみたいなアーチスト名だけど、実際は荒井由実的な、正統派の邦楽ポップスって感じの音楽性です。

革新性なんて一つもないし、歌もそんな上手くないけど、心を捉えるメロディと言葉に溢れた本当に良いアルバム。

んで、僕は特に詞が好きでして、メジャーから出たアルバムの1曲目の通り、さよポニが歌うのは「あの頃」ばかりなんですよね。しかも、「あの頃」への後悔を隠そうとしない。

僕ぐらいのおっさんになると、時間は有限であること、やり直せないことがあること、を実体験として強く認識するようになるから、作中で歌われる「あの頃」が架空だったとしても、共有できる「時間の不可逆性」が切なさに姿を変えて胸に響く…のかなあ。若い人よりおっさん世代の方が、聴いて「うぐぐ…」となることは間違いないです。

で、動画もこのアルバムの1曲目「思い出がカナしくなる前に」をどうぞ。こういうネタは卑怯やろ…と思いつつもグッと来てしまうおっさんの性。


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by zakiryo | 2011-12-31 09:34 | 雑記


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