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カテゴリ:70s / Stoner( 5 )


2009年 09月 21日

Grand Funk Railroad / Live Album

メタルファンにはお馴染みですが、伊藤政則がDJを務めるPowerRockTodayというFM番組があります。もう20年ぐらい?続いているのでしょうか?

で、高校生の頃にそのPowerRockTodayを聴き始めたら「あなたはDeep Purple派?それともLed Zeppelin派?」とかなんとか、当時のブリットポップ抗争をもじったどうしようもない企画が始まり、すぐにFMのスイッチを切りました。

90年代の今、そんな企画はないじゃろ…というのもありましたが、何より…俺はGrand Funk Railroad派なんだよ!!

■ Grand Funk Railroad / Live Album

b0166043_612136.jpgと、これもまたどうしようもない前置きとなりましたが、今回はGrand Funk Railroadです。
上述のDeep PurpleやLed Zeppelinと同じく70年代に活躍をしたハードロックバンドで、イギリス出身のZeppelinに対して、このGrand Funk Railroadは「アメリカからの回答」と形容・ライバル視されたこともあるそうです。

ただ、ってことは音楽性もLed Zeppelinなの?というとそうではなく、知的というかサイケデリックというか、弛緩した空気もあったLed Zeppelinに対して、Grand Funk Railroadはとにかく押しの一手。ハードロック馬鹿一代的な音楽性でした。(少なくとも途中で売れ線へと音楽性を変えるまでは…)

そんな両者の最終的なキャリアを俯瞰すれば、格差は歴然です。Led Zeppelinは誰でも知ってますけど、Grand Funk Railroadなんて一般の人は知らないだろうし。
(ただ、今でもたまにCDのアルバム帯に「○○登場!」という表現を見ることがありますが、オリジナルはこのGrand Funk Railroadの1st「On Time(邦題:グランドファンクレイルロード登場!)」なので、間接的によく知られている面もあったりします)

Grand Funk Railroadは、途中で「Grand Funk」と改名して音楽性をよりポップに、僕のような初期の音楽性を好む人間からすれば「日和って」一時的な成功を掴む訳ですが、路線変更をすることなく武骨にハードロック路線を続けていれば、きっと解散後の評価は逆に高かったんじゃないかな、とも思います。そう思わせるほど、初期の音楽性はカッコよかった。
「We're An American Band」で全米1位とか2位とかを得たわけだけど、きっと失ったものも大きかったんだと思います。

ということで、今回は初期の「カカッテコイヤー!」なテンション満載のこちら↓をどうぞ。



これから数年後、暢気にLocomotionを歌っていようとは…。

僕にとってGrand Funk Railroadは、70年代ハードロックバンド特有の鬼グルーブを楽しめる貴重なバンドであると同時に、安易に売れ線を目指すのは、結局自分の身を滅ぼすという教訓を示してくれる存在でもあるのでした。
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by zakiryo | 2009-09-21 06:13 | 70s / Stoner
2009年 08月 11日

Free / Heartbreaker

この週末、テレビを見ていて一番思ったことは「当時ののりピー語っていい加減すぎ」ということです。なんであれで人気でるの?あんなんだったら僕でもマンモス言えるピー。

で、日本がのりピー音頭に熱中していた頃からさらに10年近く遡った70年代、イギリスではブサイク4人組が鳴らすブルースロックに、のりピー語と同じぐらい、今となっては信じがたい黄色い声援が贈られていました。

■ Free / Heartbreaker

b0166043_5424370.jpgFreeは、イギリスで67年に結成されたブルースロックバンドで、VoのPaul Rodgersは、現在QueenのVoとして参加しています。
このバンドの看板といえば、やはりそのPaul Rodgersの歌声と、小っちゃいおっさんことPaul Kossoffのギターです。主観でしか判断し得ない感情表現手法に順序付けをするなんて特に意味があるとは思いませんが、こと歌の上手さといえば、僕はPaul Rodgersが一番なんじゃないかと思っています。

All Right Nowなど、彼らを代表する曲はいろいろありますが、アルバム単位であれば「Free Live!」がベスト的な選曲なのに加えて、絶頂期の彼らの空気を閉じ込めていることもあって「まず初めの1枚」としてお薦めしたいところ。
さしてルックスが良い訳でもなく、楽曲も地味なブルースロックなのに、女性から物凄い黄色い声援が飛んでいて驚きます。当然僕が生まれる前の話なので実際の様子は分かりませんが、当時はそれこそ酒井法子ばりに人気があったようです。

で、今回の動画は、次に僕の好きなアルバム「Heartbreaker」のタイトルトラックをどうぞ。72年の日本でのライブ映像で、Paul Kossoffはいないけど、やっぱPaul Rodgersの歌がめちゃめちゃ良いです。



名曲。

******

そして最後にまた告知になってしまうのですが、細々と運営しているネットショップで、今とうきび(とうもろこし)を新たに販売しています。
ちょっと事情があって、とうきびは特に販売を頑張らないといけないので、もしよろしければ覗いて見て頂けると幸いです。

とうきびの詳細はこちら
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by zakiryo | 2009-08-11 05:44 | 70s / Stoner
2009年 05月 03日

RCサクセション / イエスタデイを歌って

RCサクセションのVo、忌野清志郎が死去とのこと。去年のフジロックを直前にキャンセルした以降、全く情報を聞いていなかったなかでの訃報で、またひょっこり復活してどっかのフェスにでも出るんだろ、と勝手に思い込んでいたこともあって、ただただ驚きました。58歳なんてやっぱ早いよなあ…。

洋楽を聴きだす前の中学時代、RCサクセションをめちゃめちゃ聴いていたことがあって、彼らの代表曲といえば「雨上がりの夜空に」とか「スローバラード」なんだろうけど、個人的には初期のフォークっぽい曲の方が好きでした。
訃報を聞いて、このエントリーも初期ベストを聴きながら書いているのですが、「宝くじは買わない」とか「イエスタデイを歌って」とかは、忌野清志郎の独特の声が映える本当に良い曲。(両曲ともに動画がなかったので、今回は「2時間35分」をどうぞ)



とにかく、お疲れさまでした。ガッタガッタ!
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by zakiryo | 2009-05-03 04:13 | 70s / Stoner
2009年 04月 19日

Clutch / Pure Rock Fury

最近よく「○○大学の学生が大麻所持で逮捕」などなど大麻絡みのニュースを聞きますが、Sex, Drug, Rock'n Rollと言われるように、ロックと大麻も色々と接点があったりします。

で、ドラッグ類を大別した時、気分が上がるものと下がるものに分かれるそうなのですが、大麻(ガンジャとも呼ばれますね)は気分が下がる(Stone)ことから、大麻吸いながら聴くと気持の良いロックを「Stoner Rock」と総称するようになりました。

当然僕にはその呼び名に共感するための実体験はなく、「そうなんだー」ぐらいにしか思わないのですが、Stonerと呼ばれるロックがめちゃめちゃカッコいいのは分かるのです。

■Clutch / Pure Rock Fury

b0166043_3215428.jpg今回ピックアップするClutchも、そんな「Stoner Rock」と呼ばれるバンドの一つで、グルーヴの鬼と言いますか、フィジカルな粘り腰で聴き手をバキバキと薙ぎ倒していく、三国志で言えば張飛みたいなバンドです。(我ながら的確な例えだわ…)

まあ、「汗臭そう…」「加齢臭きつそう…」といった点も張飛っぽいんですけども、そんなおっさんだからこそのカッコ良さもあるんだぜ、ってことを証明する、おっさん達の希望の星。

ドラムがリズムを刻んで、ギターがリフを弾く。
それだけで他のバンドとは比肩し得ないグルーヴを生み出すのは、本当に職人芸の域です。



グルーヴと加齢臭でむんむんしてるけど、滅茶苦茶カッコいい。
ビデオの構成としては、ただバンドが普通に演奏しているだけの画なのに、その演奏そのものがカッコいいという。まさにPure Rock Fury。僕もこんなおっさんを目指そう。
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by zakiryo | 2009-04-19 03:27 | 70s / Stoner
2009年 03月 22日

Rory Gallagher / BBC Sessions

いきなりのどーでもいい情報なのですが、僕は1975年生まれの33歳です。
75年でも今からもう30年以上も前のことですから、経過した時間を科学技術の進歩で図れば「だいぶ古臭い時代だよなあ」とも思いますが、ことロックに関して言えば古臭いどころか、現在のチャートを賑わす楽曲よりもカッコ良かったりして普通に驚きます。僕が生まれる前に、すでにこんなカッコいい曲が作られていたのかと。

Jimi Hendrix、Black Sabbath、Grand Funk Railroadなどなど、70年代ロックを代表するアーチスト・バンドはたくさんいますが、そのなかでも僕が特に好きなのがRory Gallagherです。

■ Rory Gallagher / BBC Sessions

b0166043_7571439.jpgRory Gallagherは、Tasteというバンドから71年にソロデビューして95年に他界するまで、塗装が剥げたボロボロのストラトキャスターでブルースロックを演奏し続けた、先述のバンド等に比べれば少し地味だけど、カッコいいギタリストです。

僕は、その95年の他界を契機に発表されたリマスター盤を聴いてRory Gallagherを初めて知ったので、リアルタイムで活動を追うことも、彼の死を悲しむこともなかったのですが、最初に手に取ったアルバムを聴いて以降、すぐにバックカタログを揃えてました。
見た目に頓着せず、ボロボロのストラトに音楽への情熱を込めるRory Gallagherのギターは、とにかくカッコよかった。



このライブ映像は、71年のものだそうです。
最初に書いた通り、テクノロジーで言えば明らかに現在に劣る環境だったが故に、この時代のロックには、なんというか、剥き出しでフィジカルな緊張感がギチギチに詰まっているような気がします。(そしてそれこそが音楽の「核」だとも思うのですが)

そして30年以上の時間を経てもなお、遠く知らない土地の青年の心を打つような、時間を超える普遍的な魅力を作り出していることに憧れも覚えます。
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by zakiryo | 2009-03-22 07:59 | 70s / Stoner