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カテゴリ:POP( 4 )


2010年 03月 08日

Ellie Goulding / Lights

先週の後半から、1年ぶりぐらいに東京に戻りました。
基本、仕事目的の「出張」ではあったのですが、1年ぶりということもあったのでちょっと滞在を長くして帰省も兼ねてしまおうと。

で。東京滞在中、待ち合わせの時間調整でタワレコに行ったらこの人の曲が流れており、「無駄遣いはしないぜ!」という気持ちも虚しく、あっさり購入をして北海道に戻ってきました。

■ Ellie Goulding / Lights

b0166043_058749.jpg最近の新人さん事情が全く分からないのですが、どうやらこのEllie Gouldingは、BBCのSound of 2010の第1位に選ばれた人なんだそうです。(過去、ADELEとかMIKAとかが選ばれたやつですよね?)

音について、「フォークトロニカ」っていうカテゴライズで語られているそうですが、個人的には「んー。そうかな?」って感じ。ポップミュージックど真ん中、女性Voモノとして何か目新しくて革新的な要素がある訳ではないと思います。
ただ、そのポップミュージックど真ん中路線で堂々と勝負できるだけの魅力的なメロディラインは、やはり非凡とも思います。歌メロが、ちょい捻り気味でクセになるんですよね。

僕がタワレコで耳奪われたのは、この↓This Love (Will Be Your Downfall)だったのですが、他の曲も良いです。



そんな今回の出張&帰省ではいろいろありまして、実は昨年末、父親に直腸がんが見つかって手術をしていた、ということも今になって初めて聞かされました。

転移はしていない、ってことなので今は過去形で流していい内容と思うのですが、祖父母がいずれも長寿だったので、自分のなかでは「ウチの両親も長生きすんだろ」と勝手に決め付けていたところがあって、それだけに驚いたし、やはりショックでもありました。またね、そういう時に限って父親も羽田まで車で送ってくれたり、「お茶飲んでいく?」とか普段は言わないようなこと言い出したりするし。

これまでは意識したことのなかった「時間の終わり」が忽然と姿を現すと、「今のところ転移していない」という理性があっても、「羽田のゲートで分かれた姿が最後になるかもしれない」っていうリアルな恐怖感はぬぐい去れないものですね。

しかし、「時間は有限である」なんて当たり前のことなのに、なんでいつもこうして終わりが見えないと身を持って理解することができないんだろう。
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by zakiryo | 2010-03-08 00:59 | POP
2009年 11月 01日

サニーデイサービス / サニーデイサービス

いよいよ北海道の天気予報に雪マークがちらつく季節になりました。道民の皆さんは、「ストーブを使わずにどこまで我慢できるか大会」に勤しんでいる頃かと思いますが(僕はもうめげそう…)、雪が降りだすと公園への散歩も半年近く我慢となってしまいます。気分転換のほとんどを公園に依存している身としては、これが本当にキツイ…。

でもそんな雪深き我慢の日々は、サニーデイサービスを聞いて乗り越えるのです。

■ サニーデイサービス / サニーデイサービス

b0166043_622759.jpg邦楽シーンの本多多聞(プロレスリング・ノア所属)こと曽我部恵一を中心とした3人組のサニーデイサービス。
94年にデビューして以降、70年代風のフォークロックから最後は緩いエレクトロニカまで、広い指向をもった楽曲を発表し続けましたが、個人的には4th「サニーデイサービス」から6th「MUGEN」あたりが一番好きで、恐らくセールス的にもこの頃がピークだったのでは、と思います。

そんなサニーデイのどこがいいのかと問われれば、さっきも書いた「70年代風」という形容をしたくなる、いかにも日本人だなあっていう情感と、一方では晴れた日の公園で「だーっ」って寝ころびたくなるような晴れやかさが同居する素敵さ、と言えましょう。
4thの「サニーデイサービス」って97年のアルバムだけど、iPod持って公園に散歩に行く時にはほぼ毎回聴いてるかも、ってくらい好きです。公園だけに、って訳じゃないですけど、このアルバムのメロディはホント、エバーグリーン。「king of 芝生の公園に似合うアルバム」ですな。

で、動画はこのアルバムからシングルカットされた「NOW」をどうぞ。曲の最後に曽我部恵一がバンザイしているけど、聴き終わると思わずそんな気持ちになる良い曲です。



なんとな~く~♪あ~いい歌だ!好きすぎる。

バンドは2000年に解散をしてしまったのですが、去年ついに再結成!ライブ中心の活動みたいだけど、ぜひアルバムも作って欲しいと願っております。来年の春、暖かな日の公園でサニーデイの新譜を聴きながら散歩とかできたらいいなあ…。
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by zakiryo | 2009-11-01 06:26 | POP
2009年 04月 18日

Madonna / American Life

まだ東京の制作会社で仕事をしていた頃、絵に描いたような「ストレス買い」で片っぱしからCDを漁っていたことがありました。
当時、通勤で新宿と渋谷という2大消費地を必ず通っていたので、「ちょっとHMV寄っていくかな」的に、バカスカ手当たり次第に買うという愚かな消費行為。(当時のHMV渋谷店は、閉店時間が深夜12時という、びっくりドンキーみたいな営業をしていたのも思い出深い)

で、Madonnaの「American Life」も、僕にとってはそんな時期に出たアルバムです。
それまでMadonnaのアルバムをまともに聴いたこともなく、例えば「ノリがいい」とか、「メロディが泣ける」とか、CDを買うときにあるはずの「惹きつけられる理由」も無いまま、「発売されたから」という理由だけで購入しました。
レジを済ませてお店を出る時、「俺はMadonnaの新譜に何を求めてるんだろう…」と思ったのを今でもよく覚えています。(だったら買うな、って話なんですが)

■Madonna / American Life

b0166043_2115878.jpgまあ、そんな適当な調子で購入した訳ですが、実際に聴いてみたら、これがとっても良い内容なのです。内省的で、暗くて。
「Die Another Day」のようなフロア向けチューンや政治色の強い曲もありますが、でもアルバム全体を覆うのは、内省的でパーソナルな歌の数々。普通にしんみりと聞き入ってしまうような、とても良いアルバムでした。
自分の体を利用してのし上がった経緯であったり、Eroticaあたりの「なんじゃこりゃ」感であったり、人物そのものにあまり良い印象を持ってもいなかったけれど、このアルバムを聴いて、思慮に満ちた人なんだな、と思うようになりました。

ただ、この前後に発表されたアルバム(「Music」「Confessions on a Dance Floor」)と比べると、セールス的にはかなり劣る結果だったみたいで、今となってはあまり表だって取り上げられることもないのが寂しいかぎり。
Confessions~って、Hung Upだけじゃねえか、とか思うけど。海外だと、こういう内省的な内容って受けないんですかね。(って書いていて「日本ではどうなんだろう?」と思って、HMVやAmazonのレビュー見てみたら絶賛コメントばかりでひと安心)


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by zakiryo | 2009-04-18 02:37 | POP
2009年 04月 07日

原田知世 / I could be free

僕が住んでいる北海道も、いよいよ春めいてきました。
で、春っぽい日に聴きたくなるのがこのアルバム。原田知世の「I could be free」です。

■ 原田知世 / I could be free

b0166043_2182543.jpg女優さんが音楽活動しているのってどこか片手間な印象があったり、特に原田知世の場合はデビュー当時の「時をかける少女」のあまりにもヤバい歌唱力もあったりで、歌い手としての評価が著しく低いような気がしています。

でもね。ちゃんと聴いてみると、これがいいんです。なかでも1997年に発表された「I could be free」は、カタログ中でも1・2を争う佳作。(HMVのレビュー見ると絶賛の嵐です)

97年と言いますと、Cardigansに代表される北欧ポップス全盛期で、「I could be free」も北欧の名プロデューサー、トーレ・ヨハンソンが関わった作品です。
シングルカットされたこの「ロマンス」なんかは、軽やかなリズムに色鮮やかなブラスが乗る、北欧ポップスど真ん中な曲ですね。



あ~春だわ。執拗なまでのVoハーモニーも素晴らしい。

ただ、アルバムを通して聴くと、こういったベタい曲ばかりではなく、タイトルトラック「I could be free」、「LOVE」、「Are You Happy?」、「燃える太陽を抱いて」などなど内省的な楽曲も多く、そのバランスが個人的にとても気に入っていたりします。作詞は本人が手掛けているとのことですが、綴る詞から察するに誠実な人なんだな、って思いますね。歌い手として、もっともっと評価されてほしい。
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by zakiryo | 2009-04-07 02:21 | POP