Longwave / The Strangest Things

ということで、このブログでは主に洋楽について、1エントリーごとに1枚のアルバムをピックアップしていきたいと思っています。

その1回目は、このブログタイトルのネタ元である、NY出身のLongwaveです。

■　Longwave　/　The Strangest Things

同郷のInterpolなんかと同じで、物凄く冷めた音というか、やりきれない・仕方がないとしか言いようのない出来事に対して、「それでも諦めないで！」的なポジティビティを振りかざすんじゃなくて、その現実を淡々と受け入れながらも、ため息とともに次の一歩を踏み出す的な、諦念を滲ませる温度感の低い音。

…というか、個人的にそんな出来事が続く時期によく聴いていたので、「諦念」という印象が紐づいてしまった、ってのが正しいとは思うのですが。

このブログのタイトル「Tidal Wave」は、The Strangest Thingsの7曲目に収録された、アルバム1.2位を争う名曲です。

直訳すれば「大波・津波」ということだと思うのですが、サザンの定番曲に見られるように感情の比喩として用いられることもある言葉なわけで、運営をしているオクルココロでも、このブログでも、読み手の心にTidalとまではいかないまでも、何かしら感情の波を作り出せたなら、そんな願いを込めてTidal Waveという曲名を借りました。

こちらのブログは、こんな感じで特に手探り感が強くなると思うのですが、時にECサイトの告知も交えつつ、コツコツと続けていきたいと思いますのでどうぞ宜しくお願い致します。