2009年 08月 31日
酒井法子はJohn Fruscianteばりに大復活するんじゃなかろうか、と考えたり考えなかったりの8月はかなり忙しくて、やさぐれた日々に少しでも潤いをと久しぶりにCDを買いました。 1枚は、今は亡きThe Anniversaryが残していたBサイド&レアトラック集「Devil on Our Side」、もう1枚はThird Eye Blindの新譜「Ursa Major」。ということで、今回はThird Eye Blindをピックアップしたいと思います。 ■ Third Eye Blind / Ursa Major 97年に発表したセルフタイトルのアルバムからいきなり「Semi Charmed Life」が全米1位を獲得して、(僕のなかで)完全に「一発屋」のラベリングがされていたのですが、そのまま消えていくかと思われた2003年に「Out of the Vein」を発表。 これがめちゃめちゃ良くて、(僕のなかで)俄然注目度が高まったのにまたしても時間が空いて、やっとこさ発表された新譜がこの「Ursa Major」です。しかし「Out of the Vein」から6年も経ったのか…。 音楽性はド直球なアメリカンロックといった感じで、夏の日のドライブには手放せません!というと雰囲気を掴んでもらえるでしょうか。青空に向かって走り出すような、気持ちの良いロック。 今回の「Ursa Major」も「Out of the Vein」とほぼ同路線・同クオリティの良いアルバムだと思います。後半ややしんみりした曲が続くかな?という気もするけど、それはそれで良し。ということで、1stシングルの「Don't Believe a Word」をどうぞ。 しかしながら、実のところ一緒に購入したThe Anniversaryの「Devil on Our Side」は、このアルバムを上回る内容で、特にDisc2は「新譜です」といっても通用するクオリティ。 なかでも、8分半もある「I Believe That the End of the Reign of Terror is Soon Near」は名曲です。演奏技術に長けたバンドではないけど、起伏のある構成に憂いのハーモニーが載る、バンドの良さが凝縮された、本当にいい曲。タイトルからして今の僕には泣けるし。「Soon Near」だといいなあ…。
by zakiryo
| 2009-08-31 02:21
| Alternative
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